格闘技イベント「RIZIN」初の配信大会「LANDMARK vol.1」(10月2日)で萩原京平と対戦する朝倉未来(29)が27日、オンラインで公開練習を行った。

 2分間のミット打ちで左ハイキックなど鋭い打撃のほか、タックルの動きも見せた未来。6月のクレベル・コイケ戦で喫した衝撃の〝失神一本負け〟からの再起戦に向け、調子を問われると「バリバリいいですね。2週間前から体重は71キロ台。余裕です。明日でも(試合が)できます」と涼しい表情で話した。

 この日のミット打ちに関しては「シチュエーション的な感じで打った」としたが、普段の練習では量もこなしていることを明かす。同様の練習について「(6月の)クレベル戦の1か月前から始めたんですけど、打撃のキレは上がった感じがします」と胸を張った。

 本紙でテークダウンや寝技の〝解禁〟を予告していた未来だが、改めて「今回の試合はどんどん組んでいくんで。(自らテークダウンする展開も)全然あります。テークダウン能力とか寝技の部分って、相手陣営の想像の相当上を行くので、相当ビックリすると思います」と断言。打撃を得意とする萩原について「あいつは『いやなことをやる』って言ってましたけど、俺もいやなことをやるんで。その辺の技術を楽しんでもらえれば」と予告した。

 試合まで残り5日。最後に笑うのは未来か、それとも――。