格闘技イベント「RIZIN」初の配信大会「LANDMARK vol.1」(10月2日)に出場する萩原京平(25)が、格闘技界の勢力図を塗り替える。

〝最強兄弟の兄〟こと朝倉未来との対戦に向け、24日にオンラインで練習を公開。2分1ラウンドのミット打ちで汗を流し「コンディションは最高の状態。明日でも戦えるぐらい仕上がっている」と万全な体調をアピールした。

 未来とは試合前からSNS上で舌戦を展開。「上から目線でなめた態度を取っている。こんなに対戦相手にナメられた経験はない。だからいつもより感情が出てきている」と怒りの沸点を超えており、開始のゴングから速攻を仕掛ける考えだ。

 一方で対戦相手を冷静に分析しており「左ミドルやハイキック、カウンター、ショートの左ストレートは警戒しないと。ただ打撃に関しても自分の方が上回っている。油断しているわけではないが自信はある。理想は早い段階でのKO」と豪語した。

 昨年大みそかに平本蓮に勝利して以来、約10か月ぶりの試合となる。しかも記念すべき大会のメインカードに抜てきされたが「普段から実戦に近いスパーリングもやっているんで不安はない。ワクワクが一番大きい。(勝てば)自分が見ている景色がガラリと変わると思うし、この試合で主役が変わることになると思う。格闘技界の勢力図が変わる」ときっぱり。勝利とともに未来の地位も丸ごと奪う。