〝最強兄弟の兄〟こと朝倉未来(29)がリベンジを期した。

 格闘技イベント「RIZIN」が新たにスタートさせる「RIZIN LANDMARK」の旗揚げ戦(10月2日)で、メインを務めることが決定。6月の東京ドーム大会以来、4か月ぶりの試合で萩原京平(25)と激突する朝倉未は「だいぶ実力が違う。すべてにおいて自分が上回っている。圧勝しないとダメでしょうという印象」と余裕を見せた。

 東京ドーム大会ではボンサイ柔術のクレベル・コイケ(31)に三角絞めを決められ失神負け。そのショックから一時は引退を口にしたが、現役続行を決意。「ファンの方の(続けることを望む)声が思ったより多かった。クレベル戦は死に物狂いで練習したが、それを継続することで半年、1年で結果が変わってくるんじゃないかという自分の可能性をもう少し信じたいと思った」との思いからだった。

 そして「野望としては斎藤選手、クレベル選手にやり返すこと。それが見られると(ファンも)思っていると思うんで、実現させたい」と昨年のフェザー級初代王者決定戦で敗れた斎藤裕(33)、クレベルへの雪辱を誓った。

 6月の敗戦以降は「持久力をつけたり、フィジカルを上げるためウエートをやったりとか。いろんなトレーナーをつけて一から改善している。パンチの打ち方も変えている」と、リニューアルした姿を見せるつもりだ。