【RIZIN】「1VS3」変則マッチに臨んだ那須川天心はKO勝ちならず

2021年06月13日 20時59分

変則マッチの3人目、所(左)を攻める那須川
変則マッチの3人目、所(左)を攻める那須川

 格闘技イベント「RIZIN.28」(13日、東京ドーム)で〝キック界の神童〟こと那須川天心(22)が「1VS3」の変則ハンディ戦に臨んだ。

 試合は3分3ラウンド(R)で行われ、1Rごとに相手が交代。キックは禁止だがバックブローやスーパーマンパンチは認められる特別ルールになっている。1RはRISEを主戦場にするキックボクサーの大崎孔稀(21)で、2RはHIROYA(29)と対戦。「ミスターX」と発表されていた3人目は〝戦う元フリーター〟こと所英男(43)だった。

 1Rは前日の軽量で自らより1・5キロ軽い60・35キロだった大崎と対戦。素早いパンチを出し合い、那須川はステップも使って攻め込んだが仕留めることはできなかった。

 2RのHIROYAは74・30キロと約13キロ重い相手。ガードを固めて前に出てカウンターを狙う相手をなかなか崩せなかったが、終盤に右アッパーから左ボディーでこの日初めてダウンを奪った。

 3Rの相手である所は約1キロ重い62・9キロ。上腕をブンブン振り回して攻め込んできたが、それをかわしつつ的確なパンチを叩き込んでグラつかせる場面もあったがダウンは奪えなかった。

 結果はKOなしで3人を相手に全て時間切れ。規定通り判定はなかったが、那須川は「こうやって1VS3マッチ、なかなか賛否があって、こういう試合をやってもいいのかとも思ったんですけど、テレビで格闘技が放送されるということで出ることに決めました。戦ってくれた大崎選手、HIROYA選手、所選手ありがとうございます」と対戦相手に感謝の言葉。さらに「僕は来年3月をもって、キックボクシングを卒業してボクシングに専念します。年末、RIZINでは最後の試合をします。大みそか、RIZIN最後に出るので、それにふさわしい試合をしたいです」と改めてキックからの引退を宣言し「僕は本気でボクシングで世界チャンピオンを取ろうと思っています。那須川天心というものに、夢を託してください」と次なる野望を宣言した。

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