【RIZIN】米国修行で進化! スダリオ剛 アンチも上等「負けてほしいという声がうれしくて」

2021年06月12日 06時15分

6・13東京ドーム大会に向け、闘志をみなぎらせるスダリオ剛

 アンチ上等! 格闘技イベント「RIZIN.28」(13日、東京ドーム)でシビサイ頌真(30)と対戦する大相撲元十両貴ノ富士のスダリオ剛(24)がインタビューに応じ、意気込みを語った。3月の宮本和志戦ではKO後の〝追撃〟で乱闘騒ぎを起こし物議を醸したが、決意を新たに。師匠のエンセン井上(54)とともに敢行した米国武者修行で進化した姿を見せつける構えだ。


 ――3連勝でデビュー4戦目を迎える心境は

 スダリオ やっと同じ体形でMMA(総合格闘技)の経験を積んでいる選手と試合ができるというのはあります。それも僕が格闘技をやる前から日本のヘビー級で一番期待されてきた選手と。ファンの方々もそこをやらないと絶対納得してくれない、認めてくれないだろうと思っていました。

 ――どんな戦いを

 スダリオ 心身ともに潰したいです。あとは(過去)3戦でやれることを全てやったわけじゃないので、見た人も自分がどれだけできるか分からないと思うんです。だから今回は〝自分の試合〟をしようと思います。

 ――3月の宮本戦は8秒でKO勝ち後に攻撃を続けて乱闘騒ぎに発展。罰金も科された

 スダリオ すごい反省しています。格闘家はいい意味でも悪い意味でも話題を集めないといけないとは思いますが、自分は過去に〝例〟があるんで…。これからはいい意味で話題を集められるようにしたいです。

 ――批判も集めたが

 スダリオ はい。でも、自分に「負けてほしい」、誰かに自分を「潰してほしい」という声がみんなから上がるのが逆にうれしくて。そう思うってことは、見てくれるってことだなって思うので。

 ――アンチもモチベーションだと。5月にはエンセンさんと米国武者修行に行った

 スダリオ 最初の3日はハワイのUFCジムとエンセンさんのお兄さんのジムに行って、その後ラスベガスの「エクストリーム・クートゥア」に1週間行きました。それで帰る前に、またハワイで3日間練習して帰ってきました。プラスがすごく多かったです。一番最初はとにかくビックリで「こんなにデカくて動けてパンチも早いんだ」って。ただ、2回3回って通ううち「ここで練習していけばやっていける」と思いました。

 ――なるほど

 スダリオ 日本では自分がデカいと思ってたけど、海外に出たらもっとデカい選手がたくさんいたから、筋肉量を増やしていかないとダメだと思いました。それからはウエートトレーニングのほかに力士時代にやっていた腕立てとかもやったりして体つきも変わってきました。でも…。

 ――気づいたことが

 スダリオ ラスベガスのジムには自分より小さいのにUFCのヘビー級の上のほうでやっている選手もいたから、体の大きさだけじゃないとも思いました。自分は、なんなら(前UFC世界ヘビー級王者のスティーペ・)ミオシッチよりも体重はある(スダリオは115キロ)。それもあって「(世界レベルで)やっていけない」とかは思わなかったです。

 ――技術的な収穫もあったのでは

 スダリオ いろいろヘッドコーチのエリック(・ニックシック)さんに教えてもらいました。

 ――現UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌー(34=カメルーン)のコーチだ

 スダリオ 例えば、僕は普段オーソドックス(右利き)なんですけど、エリックさんからは「サウスポーもいいパンチを持っているから、構えをスイッチできたらこういう戦い方もできるよ」と提案していただいたり。そこで見つかった課題とかを持ち帰って日本でも練習している感じです。

 ――試合への意気込み

 スダリオ ファンの皆さんに「やっぱすげえな」「本物だな」って思ってもらえるようにやっていきたいと思います。

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