格闘技イベント「RIZIN.29」(5月30日、丸善インテックアリーナ大阪)に出場する皇治(31)が同大会でキックルールのワンデートーナメント開催を要求した。

 皇治は榊原信行CEO(57)に同大会のメインイベンターに指名されていた。だが、ここまでRIZINで2戦2敗とあって「そんな同情はいらんだろと。(K―1から)引っ越してきて負けてね、メインするほど落ちぶれていない。俺は自分の力で、実力でメインを奪ってやろうと思っているので、トーナメントしてほしいんですよ。俺ら立ち技にもチャンスをくれと」と提案。4選手参加形式として、同決勝戦をメインイベントにするプランを示した。

 これを受けRIZINサイドも前向きに検討することを約束した。ビッグマウスで向かうところ敵だらけの皇治は「誰でもいい。俺が実力で黙らせますよ。唯我独尊でいきたいので俺が格闘技を盛り上げますよ」と豪語。「1日2回戦うんでね、MMAに負けないごっつい賞金を頑張ってください。しっかりええとこ見せれるように頑張るんで」と闘志を燃やしていた。