格闘技イベント「RIZIN.28」(5月23日、東京ドーム)と「RIZIN.29」(5月30日、丸善インテックアリーナ大阪)の会見が行われ、元K―1ファイター・皇治(31)の出場などが発表された。

 両大会ではバンタム級の日本GP1回戦が4試合ずつ行われるほか、榊原信行CEOは東京ドーム大会の全試合を総合格闘技ルールで行うと発表。さらに大阪大会のメインに皇治が出場しキックルールの試合を行うとした。また、新型コロナウイルスの影響で入国制限の可能性はあるものの、19年のライト級GP覇者トフィック・ムサエフ(31=アゼルバイジャン)とホベルト・サトシ・ソウザ(31=ブラジル)によるライト級王座決定戦を東京ドーム大会で行う意向であることも明かした。

 榊原CEOは「東京ドームということでエンターテインメント性に舵を切った試合を持ってきたいと思っているので期待していただけたらと思います。(東京ドーム開催が決まり)胸躍っています。最高のRIZIN2021年シーズンを作っていきたい」と力をこめた。