「RIZIN・27」(21日、愛知・名古屋市日本ガイシホール)に出場する堀江圭功(25)が練習を公開。1分間のミット打ちとマススパーリングで軽快な動きを見せ、ZST王者・関鉄也(27)戦に向けて「面白い試合をして、しっかりぶっ飛ばして勝ちたい」と意気込みを語った。

 RIZIN初登場となる堀江は、2019年7月には米UFCにも参戦経験のあるストライカー。昨年9月にフェザー級キング・オブ・パンクラス次期挑戦者決定戦で判定負けして以来の試合となるが「MMA(総合格闘技)ベースで思い切りのいい打撃を出すという、自分のスタイルをしっかり出すということを意識してやってきた」と気負いはない。

 今回フェザー級では2試合が予定され、秋に開催予定のフェザー級GPに向け、日本代表選考サバイバルマッチともなる試合。「GPには出たいと思っている」ときっぱり語った堀江だが、同級には朝倉未来(28)がおり避けては通れない。

 昔から練習をともにする仲だといい、対戦に関しては複雑な胸中をのぞかせつつ「めちゃめちゃ強いが、試合はやってみないと分からない。自信を持って臨みたい」と力を込めた。

「いい勝ち方をすれば先が見えてくる。しっかりこのRIZINの舞台でチャンピオンを取りたいと思う」と今後の展望を語った元UFCファイターは結果を出せるか。