昨年大みそかに総合格闘家としてデビューした平本蓮(22)が年始早々〝場外バトル〟を巻き起こしている。

 キックボクサーとしてK―1などで活躍していた平本は、昨年6月に総合格闘家への転向を表明。そのデビュー戦が「RIZIN.26」(昨年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)で萩原京平(24)を相手に行われた。

 カード発表会見では萩原に「ボッコボコにしてやろうと思っています」と挑発され、「お前がボコボコにされるだけの試合だからな。勘違いするなよ」と応戦。その後も「この間まで地下格(闘技)やってたやつが総合格闘家とか言っていきがっている。処刑してやりますよ」と〝ビッグマウス〟を炸裂させていた。

 だが、試合は萩原に主導権を握られる展開。タックルで得意の打撃を封じられ、パウンドをもらい続けた。たまりかねたセコンドがコーナーからバトンを投げ、総合格闘技デビュー戦は無念の2RTKO負けとなった。

 試合から一夜明けた1日、平本は〝強気〟の姿勢を崩さず、自身のツイッターに「一晩経ってみて俺なら絶対UFCでチャンピオンになれる 絶対にやり返す ごちゃごちゃうるせーやつばっかだな 見とけよ! 俺はこっからなんだよ 俺は負けてない こっからだ」と投稿。これに「負けてないは無理あるやろ」「総合舐めすぎ」「今年初笑いありがとう」など多数のツッコミが入れられる事態となってしまった。

 それでも平本は「人生負け犬のお前らに何言われても俺はまだ負けてねーんだよ」と投稿。これにも批判コメントが続出し、炎上を延焼させる結果となっている。

 ビッグマウスぶりで一気に〝アンチ〟を増殖させてしまったが、投稿には「次は期待しています」といったエールも多く寄せられている。次戦でその期待に応えられるか――。