【RIZIN】那須川 皇治の挑発を一蹴「何も響かない」ノア清宮と合同特訓で刺激も

2020年09月23日 11時00分

那須川天心

 格闘技イベント「RIZIN.24」(27日、さいたまスーパーアリーナ)で元K―1ファイターの皇治(31)と対戦する“キック界の神童”那須川天心(22)が、勝利への自信を深めている。再三にわたり仕掛けられた挑発や揺さぶりにも全く動じることなく、ノアの前GHCヘビー級王者・清宮海斗(24)との“合同特訓”で得た刺激を糧に注目の一戦に臨む。

 那須川はすでに戦闘モードに突入していた。厳しい表情で本紙の取材に応じ、仕上がり具合を問うと「もうバッチリです。あとはやるだけ」と鋭い目で正面を見据えた。決戦を前に皇治からは「秘策があるんで。天心を泣かすためのメニューがある」「天心には弱点がある」と挑発を受けた。

 K―1時代から相手が得意とする戦法ともいえるが、那須川は「挑発? してきてますね。でも何も響かないです」と一蹴。さらに「今までもそう言ってくる相手はいたけど、その“穴”を突けた人は一人もいなかったので。今回もその結果、そのままになるかと思いますね。全く根拠がないと思う」と切り捨てた。

 絶対的な自信を支えるのは、自らの成長に手応えを感じているからだ。かねて「相手が対策をしても自分がそれ以上の進化をするから意味がない」という信念を持ち、今回も「まさにその通りです」ときっぱり。「フィジカルトレーニングを週2でやっていたんですけど、最近はそれに加えて週1日、体の連動トレーニングをやるようにしました」と明かす。フィジカルトレで強化した肉体を、より効率よく使うことで進化を遂げているという。

 先日は新たな出会いもあった。自身の公式ユーチューブチャンネルの企画で清宮と初対面。もともと7月の本紙インタビューで「すごく気になります。年も近いし。ギラギラ感がある」と絶賛したところ、清宮も「同じリングの上で汗を流しましょう」と呼応したことから実現に至った。

 対談のみならず、リング上での受け身やロープワーク、ドロップキックの指導を受けた。「逆水平チョップ合戦もやったんですけど、次の日、胸がアザだらけになりましたよ。同世代の選手はなかなかいないので、刺激になりました」。シングルリーグ戦「N―1 VICTORY」に出場中の清宮に「頑張って優勝してほしい」とエールを送った神童は、まずは目の前の戦いに集中する。