格闘技イベント「RIZIN.24」(27日、さいたまスーパーアリーナ)で元K―1ファイターの皇治(31)と対戦する〝キック界の神童〟こと那須川天心(22)がオンラインで公開練習を行った。

 パンチ中心のシャドーを3分行った後、さらにマススパーリングを3分2ラウンド敢行。マススパーではラウンドごとに相手を変えた上、最後はドロップキックのような動きも見せるなど、順調な仕上がりぶりを見せつけて「最高潮に仕上がっています」と自信たっぷりに話した。

 さらに「見てほしいポイント」を問われると「今回の相手に限らずですけど、ほかの選手と比べて見ればわかる違いを見せられると思うので、説明はしなくても…って感じです」と今回も異次元の強さを見せつけると約束。「必殺技もいっぱいあるんで。今まで出したことない技もたくさんあるんで、今回に限らず使えるチャンスがあれば使っていきます」とまだ見ぬ新技の披露も予告した。

 最後に意気込みを問われ「だいぶ仕上がっていますし、久々に(テレビの)地上波で試合があるっていうのもテンションが上がっているので、生で見てもらえたら嬉しいと思います」と力強く話した。

 対する皇治も元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(40)太鼓判の必殺技の存在を明かしているだけに、互いの大技が決まるかどうかも注目したいところだ。