格闘技イベント「RIZIN」が15日、ユーチューブで会見を開き、「RIZIN.24」(9月27日、さいたまスーパーアリーナ)でRIZINバンタム級王者・朝倉海(26)と、元ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(しょうじ=37)が対戦することを発表した。

 会見に出席した朝倉は「今回、正直見送ろうと思ったが、RIZINが困っている時こそチャンピオンとして盛り上げる責任があると思った。年末に向けて挑戦するのも必要。僕が大会を盛り上げたい」と意気込みを語った。

 対する昇侍は「格闘技を始めて18年。最大のチャンスで最高の相手と戦える。『精神は肉体を凌駕する』という言葉もある。格闘技人生をかけて実力以上のものを出したい」と腕をぶした。

 同席した榊原信行CEO(56)は、このタイミングでの朝倉の登場に関して「今、日本人での大会しかできない中、ベルトを持っているナンバーワンの男に出てほしかった」と意図を説明。相手の昇侍については「誰が一発を恐れずに朝倉海と真っ向勝負できるかと考えた時に、昇侍しかいないと。楽しみにしていてほしい」とファンに呼びかけた。