格闘技イベント「RIZIN.22」(9日、神奈川・ぴあアリーナMM)で、2017年の女子スーパーアトム級トーナメント覇者・浅倉カンナ(22)が古瀬美月(19)に力の差を見せつけ圧勝した。

 勢いに乗る10代ファイターから開始早々タックルを仕掛けられたが、落ち着いて対応し潰すことに成功。そのままバックマウントを奪うと、亀の態勢でなすすべのない相手に拳の雨を降らせて1R1分35秒、レフェリーが試合を止めてTKO勝ちを収めた。試合後は「圧勝しないといけない試合で、初めてパウンドでKOできて良かったです」と安どの表情。

 3連勝を挙げ好調の浅倉は今後について「同じ階級に勝っていない選手がいるので、その中に入っていきたいです。一番は(RIZIN女子スーパーアトム級の)ベルトを持っているハム・ソヒ選手とやらせてもらえたら。あとは(山本)美憂さんと浜崎(朱加)さんともう1回勝負させていただきたいと思います」と王座挑戦とリベンジマッチを熱望した。