【RIZIN】朝倉海「対人練習はできなくても以前より強くなっている」

2020年05月18日 16時35分

「最強」を目指す朝倉海は拳を突き出した

【コロナに負けるな!有名人の緊急事態宣言】 新型コロナウイルスの感染拡大により、格闘家たちも窮地に立たされている。国内外で多くのイベントが中止や延期となり、選手たちが活躍の場を失ったのはもちろん、練習すらままならない状況だ。それでも昨年、RIZINマットの主役に躍り出た朝倉海(26)は、活動再開の日を信じて研さんを積む。現状と今後への思いを激白した。

 全く想像していなかったことが起きて、厳しい世の中になったと思います。でも、その中でもできることを考えないといけないですよね。僕の場合、仕事は格闘技とユーチューブとジムのトレーナーなので、この状況でできることをやっています。

 格闘技でいえばジムに集まって練習できなくなった分、空いた時間で新しい技術を学んで、ユーチューブは室内でのライブ配信に新しく挑戦したり、トレーナーとしては自宅でのトレーニング法を発信しています。新しい技術はMMA(総合格闘技)だけではなく、ボクシングとか他の競技の映像も見て盗んでいます。もともと僕は、頭でイメージしたものを実行するのが得意だから、対人練習はできなくても以前より強くなっている自信があります。

 案外、今の時間をマイナスにはとらえていないんですよ。これだけいろいろできる時間は最近なかったので。例えば読書が好きなんですけど、今は一気に読めてますし。最近読んだのは「夢をかなえるゾウ」(水野敬也著)とか、米カーネギーメロン大教授のランディ・パウシュっていう人の「最後の授業」とか。

 ステイホームの過ごし方として、読書はお勧めですよ。今の2冊は「目標を達成するために普段の生活ではどんなことをしたらいいのか」というテーマが書かれているので、読むと家での過ごし方も変わってくると思います。あとはやっぱりトレーニングですね。トレーニング法については、動画を公式ユーチューブチャンネルでアップしているので、そちらを見てください(笑い)。

 今年はベルトを取るという目標を立てていたので、また大会が無事できるようになれば、そこは必ずかなえたいです。本当は(昨年)大みそかに負けたマネル・ケイプ(26=アンゴラ)と戦いたいですけど、UFCと契約してしまったので難しいでしょう。だから世界でトップと言われる選手と戦いたい。そのレベルにかなわないとは思わないし、もしかなわないならどれくらい差があるかも知りたい。目指している「最強」に少しでも近づくためのマッチメークが欲しいです。

 今はこういう状況なので退屈かもしれないけど、自粛して家でできることをやりましょう。コロナが終息したら、また僕の戦いを見に来てください!

 ☆あさくら・かい 1993年10月31日生まれ。愛知・豊橋市出身。高校3年時、兄・未来の誘いで禅道会豊橋道場に入門し本格的に格闘技を始めた。2012年9月のDEEP静岡大会でデビューし、1RTKO勝ち。アマチュア格闘技イベント「THE OUTSIDER」で頭角を現し55―60キロ級王者に君臨。RIZINには17年12月から参戦。昨年8月には当時のバンタム級王者・堀口恭司に1RKO勝ちした。プロ戦績は16戦14勝(9KO)2敗。172センチ、61キロ。

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