【RIZIN】RENA 亡き友人にささげる涙のTKO勝利

2019年12月31日 21時45分

リンジー・ヴァンザント(下)にTKO勝ちしたRENA

 格闘技イベント「RIZIN.20」(31日、さいたまスーパーアリーナ)で“シュートボクシングの絶対女王”RENA(28)が、リンジー・ヴァンザント(26=米国)に涙のリベンジを果たした。

 昨年の大みそか決戦をドクターストップで欠場。6月の「ベラトール」ニューヨーク大会ではヴァンザントに裸絞めで一本負けを喫しており、正真正銘の「リベンジ」の舞台だ。

 1R、RENAはスタンドで勝負したいところだが、タックルで倒されてグラウンドの攻防に。鉄ついを耐えると、パスガードを切り返して上から攻めたてた。2Rではパンチの連打でペースを握り、タックルも冷静に見切った。しかし、コーナー際で右フックをかわされ、寝技に引きずり込まれた。ここでヴァンザントは下から三角絞め。RENAは顔が真っ赤になるほど絞め上げられたが、意地で耐え切った。

 勝負の3R、RENAはなんとグラウンドの攻防で圧倒。腕がらみであと一歩まで追い詰めると、最後はマウントを取ってめった打ちだ。一方的な展開にヴァンザントのセコンドがタオルを投入。3R4分42秒、見事なTKO勝ちを収めた。

 RENAは勝利を決めた瞬間から号泣。マイクを握ると、29日に友人ががんの闘病の末に亡くなったことを告白した。「今日も告別式に行ってからこの会場に来ました。たぶん(亡くなった友人が)見に来てくれると思うので、絶対に負けたくないと強い気持ち、この試合に強い気持ちで臨むことができました。見ててくれてるかなあ!」

 リベンジとともに天国の友人にささげる勝利となった。