【RIZIN】榊原CEOが明かす夢タッグ計画

2019年08月20日 16時30分

榊原信行CEO

 格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(55)が19日、今後のプランを本紙に明かした。年末恒例のさいたまスーパーアリーナ大会(12月29、31日)に向けて世界的スターとの“ドリームタッグ結成”に動きだしており、今夏の2大会で主役に躍り出た朝倉未来(27)と朝倉海(25)の最強兄弟にはビッグマッチを用意する方針だ。

 いよいよ年末決戦に向けた動きが本格化する中、榊原CEOは新企画の存在を口にした。「だいぶ変なことです。新機軸ですね。総合格闘技ともキックボクシングともプロレスとも違う『新しい競技』をつくる感じ」。その準備のため、世界中の格闘技関係者と接触しているという。

 ただし、ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(42=米国)と、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)の再登場については否定。「メイウェザーは去年、サプライズ的に出場してもらったが、あそこから新たに何か展開するのは難しい。パッキャオも現役のタイトルホルダーである以上、何かするのは厳しい」と説明するや「その2人より、もう少し総合格闘技や新機軸に寄与してくれる関係者ですね。例えばコナー・マクレガー(31=アイルランド)とか、オスカー・デラホーヤ(46=米国)と積極的に話をしています」と具体名を挙げた。

 マクレガーといえば元UFC2階級制覇王者で「世界で最も有名な総合格闘家」。一方のデラホーヤ氏はボクシングの元6階級王者で、現在は代表を務める「ゴールデンボーイ・プロモーションズ」のプロモーターとして活躍する。「ゴールデンボーイ・プロモーションズはMMA部門もあっていろんな話をしています。マクレガーも一選手としてだけでなく、何か一緒にできればと。もちろん引退したわけではないので試合にも関わってもらいたい」と語った。

 そして、夏の主役となった朝倉兄弟だ。7月28日に矢地祐介との中量級エース対決を制した兄の朝倉未には当初、10月12日のエディオンアリーナ大阪大会で開幕するライト級GP出場を要請していた。しかし適正体重であるフェザー級での試合を望む本人の意思を尊重し「その階級を引っ張るという覚悟があるのであれば、未来を中心にフェザー級を磨いてもいいと思う」。ライト級GPへの出場を回避した場合、来年以降のフェザー級GP開催を見据えた試合を組む方針を示した。

 また、前夜(18日)にRIZIN&ベラトールバンタム級王者の堀口恭司から大金星を挙げた朝倉海は、年内にRIZINバンタム級王座に挑戦する予定。「タイミングは主催者が押し付けるものではない。フィジカルに問題がない限り、10月か年末か堀口に決めてもらう。それが筋」とした。8月中にもライト級GPの出場者が決定する見込みで、ますますRIZINマットが活性化しそうだ。