格闘技イベント「RIZIN.18」(18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で堀口恭司(28)と対戦する朝倉海(25)が8日、都内で練習を公開した。

 4か月ほど前から元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(39)のジムに通っているという海は鋭いパンチをミットに打ち込んだ。

「コンディションはばっちり。バリバリ元気。完璧に仕上がった。堀口選手は世界で一番強いと言われている選手ですけど、どういう戦いになるか自分自身も楽しみです」と決戦を待ち切れない様子。

 対戦予定選手や自身のケガなどで昨年大みそか以来の試合になる。「そのぶん見せてない成長した部分がある。相手は計算できないと思うので予想外のことが起こる。以前の自分の映像を見て弱いなと感じるぐらい強くなった」と自信を見せる。

 愛知・豊橋市出身。地元での試合に「いつもよりたくさんの友達が来てくれる。その声援の中で戦うので負けられない」と力が入る。

「先のことは考えないぐらい今回の試合に懸けている。でかく言ったら、死んでもいいぐらいの覚悟。ビビることはない」ときっぱり。兄の未来(27)と一緒に分析して細かいところまで作戦を立てた。「あとは実行できるか」。時期尚早の周囲の声を一蹴した。