【RIZIN】浅倉 「黒カンナ」に変身して女王復権へ!

2019年07月09日 16時30分

浅倉はザペテラのパネルを手に必勝を誓った

 格闘技イベント「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の対戦カードが8日に発表され、RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント覇者の浅倉カンナ(21)は、アリーシャ・ザペテラ(24=米国)との一戦が決定。現在、RIZINマットでは2連敗中で、女王復権をかけた大変身に出る。

 対戦相手のザペテラはレスリングをバックボーンに持ち、総合格闘技では5勝1敗の戦績を誇る米女子格闘技界の有望株だ。浅倉は「最近、いい結果を出せなくて悔しい思いをしてきたので、期待に応えられるようにしたい」と決意を述べた。

 かつての女王は崖っ縁に追い込まれている。昨年大みそかは浜崎朱加とのRIZIN女子スーパーアトム級王座戦で敗れ、今年6月には山本美憂に完敗。「前回は本当に、今までの負けで一番悔しかったです…」と振り返る。

 もちろん、このまま終わるつもりはない。「もう一回、浜崎さんに挑戦します。今(挑戦者候補の)列の最後尾になっちゃったのは分かってますけど、ここからごぼう抜きしなきゃいけない。そのために、変わらなきゃいけないっていうのも分かってます」と語気を強めた。

 その変化こそが「黒いカンナ」への変身だ。この日、実行委員長から肩書を変更した榊原信行CEO(55)から「女子の盛り上がりはカンナにかかっているところもある。頭1つも2つも浜崎が抜けた現状で、挑戦者を巡る争いにカンナがどこまで食い込めるかで大きく変わってくる。そのためにも狂気を見せてほしいんですよ。黒カンナの部分を」と期待の言葉をかけられた。

 これに対して浅倉も「私もそう思います。最近、周りの人から『戦い方が優しすぎる』って言われるんです。自分でそういうつもりはなかったんですけど、確かに(日本人と対戦した)ここ2試合はやりづらいところもあったし。でも、優しくてはダメなんです。優しさを捨てて、非情さを出せるようにならないといけない」と断言した。

 グラウンドの攻防で上になることが多い一方で、顔面への攻撃が少なかったのも性格面が災いしたという。「これからはグラウンドでのヒザも、サッカーボールキックも、ちゅうちょなく出せるようにしていきたい。黒カンナにならないといけないんです」

“純情かれんタックル少女”は生まれ変わることができるのか。「8月に少しでも変わっているところを見せられるようにしたい」と誓う再起戦に注目だ。