日本人全滅も!? 格闘技イベント「RIZIN.19」(10月12日、エディオンアリーナ大阪)で開幕するライト級GPに向け、シ烈な生き残り競争が繰り広げられる。

 対象となる舞台は「RIZIN.17」(28日、さいたまスーパーアリーナ)と「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の2大会で、榊原信行実行委員長(55)は3日、「2大会でのライト級の戦いは、GP出場をかけたサバイバルマッチになります。各選手、かなり厳しい条件を乗り越えないといけない」と語った。

「厳しい条件」について、RIZIN関係者は「勝った選手がGPに出場するということ。もちろん勝つだけではなく、勝ち方も問われる」と説明する。さらに「結果を誰も残せなければ、日本人が一人も参加しない可能性もある。かつてのPRIDEやK―1は日本人がいなくても盛り上がったように、しっかり磨けば外国人選手だけでも盛り上がるから問題ない」と続けた。

 GPは8選手参加で行われる予定で、出場が決まっているのは米国の格闘技団体「ベラトール」からの刺客、パトリッキー“ピットブル”フレイレ(33=ブラジル)のみ。残る7枠は全て実力で決まる。ライト級を主戦場に7月大会に出場する日本人選手は現在のところ矢地祐介(29)、北岡悟(39)、川尻達也(41)、廣田瑞人(38)の4人。果たして出場枠を勝ち取るのは――。