【RIZIN】浜崎朱加 周囲はベルト流出不安視も「勇気を持って踏み込みたい」

2019年06月01日 18時56分

浜崎朱加(左)とジン・ユ・フレイ

 格闘技イベント「RIZIN.16」(2日、神戸ワールド記念ホール)の公開計量が1日、大阪市内のホテルで行われ、Invicta世界アトム級王者ジン・ユ・フレイ(34=米国)を迎えて初防衛戦に臨むRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加(37)は48・90キロでクリアした。

 昨年5月のRIZIN初参戦から3連勝中。昨年大みそかには2017年のRIZINスーパーアトム級トーナメント覇者・浅倉カンナとの女王決定戦を制して、同級初代王者となった。圧倒的な強さを見せてきた上、16年9月にはフレイにTKO勝ちしていることもあり、国内では「浜崎有利」とささやかれている。

 実際、RIZIN関係者も「正直、我々も『今の浜崎なら大丈夫。勝つだろう』と思っていました」と話す。しかしその雰囲気が変わったのは米国での下馬評が届いてからだ。

 米国の総合格闘技団体「ベラトール」14日のマジソンスクエア・ガーデン(MS・G)大会に堀口恭司らが参戦することもあり、約2週間前に榊原信行実行委員長らRIZIN関係者が、同団体の首脳陣と打ち合わせをする機会があった。するとMS・G大会の話もそこそこに「浜崎をいきなりフレイと戦わせていいのか。ベルトを流出させる気か?」と心配されたというのだ。

 実は米国の格闘技関係者の間での下馬評はフレイ有利が多数派。アトム級の世界ランキングでフレイが1位、浜崎を2位と格付けしている米国の大手格闘技サイトもある。ちなみに前回の浜崎の勝利は、フレイが左目の上をカットし流血したことによるレフェリーストップによるもの。アクシデントの要素もあるだけに「前に勝っているから」と楽観視はできない。

 さらに、この日、49キロジャストでパスしたフレイは筋骨隆々のボディーを披露し、関係者を「腹筋はもちろんだけど、あの肩回りの筋肉はすごい。やっぱりまずいんじゃ…」とますます震え上がらせた。

 そんな中、浜崎は「でも、見た目ほど力はすごくはないんですよ。前回組んだ感じだと。勇気を持って踏み込みたいです」と頼もしいコメント。激闘を乗り越え、再びその腰にベルトを巻くことができるか。