格闘技イベント「RIZIN.16」(2日、神戸ワールド記念ホール)でISKA世界バンタム級王者マーティン・ブランコ(30=アルゼンチン)を相手に同フェザー級王座決定戦を戦う“キック界の神童”こと那須川天心(20)は、オレンジと黄色のド派手ヘアで会見に登場した。

 初めて関西圏での試合となるが「『那須川すげえ』と思ってもらって、RISEの試合につながるようにしたい」とホームリング・RISEの「WORLD SERIES 2019」(7月21日、エディオンアリーナ大阪)を意識した戦いを宣言。「手数が多い印象ですけど、穴はいっぱいあると思うので」とKO勝利に自信をのぞかせた。ド派手な髪の色については「関西なので、目立つようにしました」と話して笑いを誘った。

 一方、相手のブランコも「私がKOで勝ちます」と断言。出場予定だったアメッド・フェラージ(25=フランス)の“ドタキャン”を受けて出場が決まったが「もともと7月にアルゼンチンで試合の予定があったので、問題はありません」と不敵な笑みを浮かべた。