【RIZIN】RENA1年4か月ぶり勝利「SBに恩返し」の覚悟

2019年04月22日 16時30分

RENAは打撃でフランソワ(右)を追い込んだ

 格闘技イベント「RIZIN.15」(21日、横浜アリーナ)で、シュートボクシング(SB)の“絶対女王”ことRENA(27)が、サマンサ・ジャン・フランソワ(32=フランス)に判定3―0で勝利。負けられない試合で約10か月ぶり、RIZINでは1年4か月ぶりの復活を果たした。

 昨年7月29日に浅倉カンナ(21)とのリマッチで敗れ、大みそかに予定されていたフランソワ戦では前日計量前に体調不良で倒れて失格。RIZINマットでは負の連鎖が続き、白星は昨年7月6日のSBマットから遠ざかっていた。

 崖っ縁のRENAは、打撃を嫌って組みついてくる相手に冷静に対応した。投げられても体を入れ替えマウントを奪うなど、急成長した寝技の技術を遺憾なく発揮。終始圧倒して勝利すると、大みそかの欠場を謝罪したうえで「もっと寝技もしっかり頑張って、一本を取れるようにトータルファイターを目指して頑張ります」と語った。

 関係者によると、所属のSBではシーザー武志会長(63)からフロント入りを要請されているという。6月29日に28歳の誕生日を迎えるRENAがSBを始めたのは小学校6年生の時。抜群の知名度、キャリア、実績、そして何より貢献度を考えると最適な人材といえるだろう。

「SBに恩返ししたい。試合以外の形でも」という思いを抱いていたRENAにとっても断る理由はない。「この話を迷いなく引き受けるために勝つ!」と気持ちを高めリングに上がった。

 役職名などの詳細は未定だが、現役ファイターのまま兼任で要職を任されるもようで、今以上にSBを背負う存在になる。「やっぱり世界ですね。世界で戦いたい」。今後はジャンルそのものを代表し、海の向こうでの戦いに身を投じることになりそうだ。