【RIZIN】バンタム級王者・堀口恭司 パッキャオ戦「正直やりたい」

2019年04月19日 16時30分

見事な蹴りを披露する堀口

 格闘技イベント「RIZIN.15」(21日、横浜アリーナ)でベン・ウィン(30=米国)と対戦するバンタム級王者の堀口恭司(28)が18日、練習を公開した。軽快な動きで順調な仕上がりをアピールしたが、会場を訪れることが確実なボクシングのWBA世界ウエルター級王者で6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(40=フィリピン)についても言及。まさかの「大野望」を明かした。

 もはや恒例となりつつある試合3日前の公開練習で、2分間のシャドーを披露。好調ぶりをアピールすると、リラックスした表情で「仕上がりはばっちりですね。レスリングの部分でレベルの違いを見せようかと思います。KO、一本で決めて勝ちたいと思います」と快勝を予告した。

 RIZINの大黒柱が熱視線を送るのが、フィリピンの英雄でボクシング界のレジェンド、パッキャオだ。RIZINとプロモーションに関する契約を結び、那須川天心(20)の21日の横浜大会での対戦相手にフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)を推薦。自身も大会直前に来日し、会場を訪れる予定になっている。

 RIZINでは昨年大みそかの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー参戦から世界的大物ボクサーが話題の中心だ。日本総合格闘技のエースとして、複雑な思いがあるかと思いきや、堀口は「一ファンとして『すげーな』って思うんで、いいんじゃないですか」とあっさり。「より多くの人に見てもらえるチャンスが増えるじゃないですか。その中で自分の名前が出るのはおいしい。少しは名前が売れると思うので、うれしいですよ」とリング上同様、冷静に受け止めた。

 さらには不敵な笑みを浮かべて「正直(パッキャオと)やってみたいっていうのもあります」。その理由については「どういう感じだろう、どんだけ違うんだろうっていう興味があるんですよ。ルール? そりゃ、総合でしょ。向こうのほうが階級がでかいんだから」と続けた。

 堀口は昨年5月6日の「RIZIN.10」では、試合後のリング上で「那須川君、やろうよ!」と対戦を要求。9月30日の「RIZIN.13」で神童とのキックボクシングマッチを実現させた実績があるだけに、今回横浜で2度目の「やろうよ!」に期待したくなるところだ。

 日本からは北岡悟(39)と青木真也(35)のベテラン2人もパッキャオ迎撃に名乗りを上げている(本紙既報)。堀口も「キックボクシングとかボクシングと並んで、自分がやっていること(総合格闘技)が負けているとは思わないですから」と自信たっぷり。試合もその後の言動からも、目が離せなくなりそうだ。