RIZINと契約も参戦は未定なのに…パッキャオを総合格闘家の青木&北岡が争奪戦

2019年04月13日 16時30分

打倒パッキャオ!? 北岡と青木(右)は仲良く拳を突き出した

 格闘技イベント「RIZIN.15」(21日、横浜アリーナ)でのホベルト・サトシ・ソウザ(29=ブラジル)戦を控える「パンクラスイズム横浜」総帥の北岡悟(39)が12日、都内で練習を公開した。強敵相手に必勝を誓ったが、そこになぜか“バカサバイバー”青木真也(35)が居合わせたことで話題は大きく脱線。2人はなんと、RIZINと手を組んだボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)と総合格闘技(MMA)ルールでの対戦を熱望したから驚きだ。

 独自のリズムで2分間のシャドーを行った北岡は「疲れないようにやりました」。MMA6戦6勝と白星を重ねる柔術家との一戦に「有無を言わさず強いんでしょう。勝てばライト級GP参戦が見える? そんな先のことを考えるような相手じゃない。(自分の物語の)最終回かもしれないような試合になる」と目をぎらつかせた。

 そんな北岡のことを悪魔のような笑顔で見ていたのが青木だ。所属の格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」でライト級王者に返り咲いたばかりだが、早くも5月17日のシンガポール大会でクリスチャン・リー(20=シンガポール)との初防衛戦が決定。その大一番に向け、不運にも同じジム「ロータス世田谷」で練習を行っていたのだ。

 盟友のベルト奪取について、北岡は「関係ないです。『良かったね』って思うけど、それだけ」とつれないそぶり。これでなぜかアクセル全開となった青木は「そんなことよりRIZINのライト級GPはパッキャオ争奪戦らしいじゃない。優勝すればパッキャオとMMAで戦うんでしょ?」と普段以上にきつめの毒ガスを横から噴射した。

 榊原信行実行委員長(55)が8日にパッキャオとの契約風景をSNSに投稿し、大きな話題になった。しかし翌9日の会見では“パッキャオが推薦選手をRIZINに派遣する”と発表。パッキャオ参戦を信じていた一部の人々を困惑させており、青木の発言に関係者が苦笑いするのも当然だ。しかし、北岡は正面を見据え「もしパッキャオがRIZINに出るなら、その時は俺が“おもてなし”したいですね」ときっぱり。対角線に立つ意思を表明した。

 バカサバイバーもこれに続く。「俺も、パッキャオと戦いたいですよ。レフェリーは五味(隆典)でどうかな。戦えるなら、どこのリングでもいいよ」と対戦を熱望だ。

 もちろん、現時点でRIZINのリングにパッキャオ自身が参戦することは発表されていない。北岡と青木が希望するMMAルールでの対戦をパッキャオが受けることも難しそうだが、ベテラン2人の“やる気”を受けて新たな動きは生まれる可能性はあるだろう。今後の動向に注目だ。