格闘技イベント「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)のカードが31日に発表され、初代バンタム級王者の堀口恭司(28)はUFCでも活躍した米国のベン・ウィン(30)と対戦することが決まった。

 昨年大みそかにダリオン・コールドウェル(31=米国)を下してベルトを巻き、名実ともにRIZINのエースに就いた。普段の練習拠点は米国だが、今回はそのまま日本に滞在。群馬県内で趣味の釣りに興じるなどして気分転換を図った。

 これがRIZINデビュー戦となるウィンはアニメやゲームが大好きな実力者。それでも堀口は「試合も見たことがあって、打撃が得意で寝技もできる選手という印象。でも、自分の方がスピードがあるので仕留められると思います」と相変わらず自信たっぷりに語った。

 一方のウィンは「堀口は今、最も勢いがあると思うが、俺には勝算がある。両者とも打撃が得意なので激しい試合になることは間違いない」と主催者を通じてコメント。打ち合いを制し2019年の好スタートを切る。