【RIZIN】バンタム級王者・堀口 2冠狙う!

2019年01月28日 16時30分

堀口は海外でのベルト奪取に意欲満々だ

 格闘技イベント「RIZIN」の初代バンタム級王者・堀口恭司(28)が、2019年の目標に「2冠」を掲げた。昨年大みそかの同王座決定戦で下したダリオン・コールドウェル(31=米国)のホームとなる米国の格闘技団体「ベラトール」へ乗り込み、もう一つのタイトルを狙うことを決意。闘志みなぎるエースに刺激をもたらしたのは、海を越えて話題となる2人のライバルだった。

 

 昨年大みそかに初代バンタム級王座に就いた堀口は「すごくいい気持ちで新年を迎えられました。今年も4、5試合はしたいですね」と抱負を語った。

 現在はダリオンとの再戦が注目されている。敵地開催が濃厚で、迷うことなく受けて立つ構えだ。理由はダリオンが持つベラトールのバンタム級王座がかけられる可能性が高いためで「これでまたベルトを取ったら『堀口強いな』ってなって、格闘技界を活性化できると思う」と青写真を披露した。

 最大目標は変わらず「日本の格闘技を盛り上げること」。その思いを一層高ぶらせた男が2人いる。1人は昨年9月のRIZINで判定負けした“キック界の神童”こと那須川天心(20)だ。

 ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)に敗れた昨年大みそかのエキシビション戦を堀口は「技術うんぬんでなくやっぱり体重差だと思いました。何のために階級があるのかっていうことですよね」と感想を語る。

 また、元UFC王者の格闘家、コナー・マクレガー(30=アイルランド)やボクシングの6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)らも巻き込み、世界的注目を集めたことを「盛り上がったからいいんじゃないかと思いますよ。結果としてRIZINに注目が集まったので」と語り、神童への対抗心をあらわにした。

 もう1人が世界最大の総合格闘技団体「UFC」の元フライ級王者、デメトリアス・ジョンソン(32=米国)だ。13年から16年まで堀口がUFCに所属した間に唯一黒星を喫した相手は昨年10月、シンガポールの格闘技団体「ONE Championship」に移籍。くしくも初の日本大会(3月31日、東京・両国国技館)で移籍初戦を迎える。

 堀口は「同じ競技をやっていて、狭い業界じゃないですか。いずれ当たりますよ。それまで負け数を増やされると困るので頑張ってほしい。僕も負けないんで」とエールを送った。

 方法は違えど、話題を振りまく2人に負けるわけにはいかない。日本のエースが業界をけん引する。