RIZINバンタム級王者・堀口恭司(28)が26日、東京・港区の「KITAERU CrossFit Toranomon」で行われたファンとの交流イベントに出席した。

 昨年大みそかの「RIZIN.14」で、米総合格闘技団体「ベラトール」のバンタム級王者ダリオン・コールドウェル(31=米国)とRIZIN同級初代王座をかけて激突。1、2Rは苦戦したものの、3Rに逆転のフロントチョークで見事、一本勝ちした。

 堀口は「1R、2Rは相手の体力を削って、3RにKOかサブミッションで決めるっていうプランでしたけど、その通りに戦えましたね」と満足そう。2019年の抱負を問われると「今年も日本の格闘技を盛り上げていきたいですね」と力強く話した。

 さらにファンからトレーニングのアドバイスを求められ「きつい時は“無”になることが大事。無になって練習しているうちに、それが苦痛ではなくなる。あとは目標を持つことですね。目標こそが人間を一番大きくするものだと思います」と日々、修行僧のようなストイックな生活を送る堀口らしい言葉を送った。