キックボクシングの神童・那須川天心(20=TARGET)が8日、インスタグラムを更新。元UFC2階級王者のコナー・マクレガー(30=アイルランド)からの挑戦状に返答した。

 那須川は昨年大みそか「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)でボクシングの元世界5階級王者フロイド・メイウェザー(41=米国)とエキシビションで対戦し、1RTKO負けを喫した。

 これを受け、マクレガーは7日、ツイッターで「東京に行って那須川天心と総合格闘技のエキシビションで戦いたい。夏前に。すぐに調整してくれ」と突然、那須川戦を要求した。

 発言の意図は不明だが、那須川は「名前を覚えてくれてありがとう。私と戦うことを検討してくれること、光栄に思います」と反応した上で、ルールに言及。

「58キロのキックボクシングルールならおそらく近い将来のどこか、リングで会えるでしょう」と返答した。

 キックボクシングが主戦場の那須川に対し、マクレガーは金網八角形リングのUFCで実績を築いた。また、那須川は165センチ、55キロ、マクレガーは175センチ、70キロと体格差がある。マクレガーの減量は不可欠で、那須川もその本気度を見極める姿勢を示しつつ「待っていてください!」と結んだ。