「RIZIN.14」(31日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カードが発表され、元レスリング世界女王の山本美憂(44)は長野美香(34)との対戦が決まった。

 9月大会では、実弟の山本“KID”徳郁さん(享年41)を亡くしてから約2週間後の試合だったが、米国のアンディ・ウィン(36)を判定で下した。2大会連続参戦に向け「しっかりと一本かKOで勝利して2018年を締めくくり、そして笑顔で家族とお正月を迎えたいと思います」とコメントを発表した。

 一方、女子プロレス「アイスリボン」や「スターダム」にも参戦経験がある長野は「山本美憂選手は私がレスリングをやっている時、雲の上の存在でありスーパースターでした。そんな憧れの先輩と戦えることは本当にうれしく思います。しかし、総合では私の方が経験も実績も上だと思っています。私の必殺技『クロスアームレインボー』にご期待ください」と“元祖美女格闘家”の意地をのぞかせた。

 また“猛女”ギャビ・ガルシア(33=ブラジル)がバーバラ・ネポムセーノ(28=ブラジル)との対戦に向け「彼女はSNSで私の悪口を言ったり挑発を繰り返しているから、彼女が口だけでハートが弱いということを、日本のファンの皆さんの前で証明してあげるわ」と不敵なコメントを出した。