格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．１４」（１２月３１日、さいたまスーパーアリーナ）の会見が２９日、都内のホテルで行われ「ＲＥＮＡ（２７）ＶＳサマンサ・ジャン＝フランソワ（３１＝フランス）」「堀口恭司（２８）ＶＳダリオン・コールドウェル（３０＝米国）」など、追加９カードが発表された。

　７月の「ＲＩＺＩＮ．１１」で浅倉カンナ（２１）に敗れて以来の復帰戦となる“シュートボクシングの絶対女王”ＲＥＮＡは「２０１５年から始まり、４回目の大みそかになります。平成最後（の大みそか）ということもあり、リングに戻ることを決意しました。もっと強くなって、皆さまの期待を上回るような選手になりたいと思いますので、よろしくお願いします」と意気込んだ。

　その浅倉も会見に出席。発表済みの浜崎朱加（３６）との女子スーパーアトム級初代女王決定戦に向けて調印式を行い「（浜崎が）ＲＩＺＩＮに上がった時から『いずれ試合をするだろうな』とは思っていました。今回は挑戦の気持ちで頑張ります」と話した。

　堀口ＶＳコールドウェルもバンタム級初代王者決定戦となることが決定。会見には出席しなかった堀口だが「ＲＩＺＩＮ初のタイトルマッチに選定されたことを誇りに思います。日本の格闘技を盛り上げるためにも僕が初代王者にならなくてはダメだと思っています」とコメントを発表した。

　また、ほかに「真珠・野沢オークレア（２５）ＶＳヤスティナ・ハバ（２７＝ポーランド）」「イリー・プロハースカ（２６＝チェコ）ＶＳエマニュエル・ニュートン（３４＝米国）」「ダロン・クルックシャンク（３３＝米国）ＶＳダミアン・ブラウン（３３＝オーストラリア）」「太尊伸光（３２）ＶＳトフィック・ムサエフ（２８＝アゼルバイジャン）」「元谷友貴（２９）ＶＳジャスティン・スコッギンス（２６＝米国）」「佐々木憂流迦（２９）ＶＳマネル・ケイプ（２５＝アンゴラ）」「矢地祐介（２８）ＶＳジョニー・ケース（２９＝米国）」が発表された。