格闘技イベント「RIZIN.14」(12月31日=さいたまスーパーアリーナ)での那須川天心(20)戦のキャンセルを示唆していた、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)の参戦が、一転して大きく前進した。

 17日、メイウェザー陣営と交渉のため渡米していた榊原信行実行委員長が帰国し、羽田空港で緊急会見。メイウェザーは大みそか大会に出場するが「公式戦ではないので記録には残らない。エキシビションマッチになる」とした。

 さらに「(米国では)公式戦でないものは全てエキシビションになる。日米野球もあちらではエキシビション」と、日米で「エキシビションマッチ」の捉え方に大きな違いがあることを強調。その上で「決してスパーリングみたいなものにはなりません」と力説した。

 試合は3分3Rで行われ、キックは認められないもののヘッドギアは着用せず、KO決着あり。その他、判定の有無やバックブローを認めるかどうかは今後の話し合いで決定されるという。