格闘技イベント「RIZIN」を運営する「RIZIN FF」は26日、大相撲の元幕内大砂嵐(26=本名アブデルラフマン・シャーラン)との試合契約を解除したと発表した。

 大砂嵐は9月30日の「RIZIN.13」で行われたボブ・サップ戦でデビューしたばかりだが、同大会後に無免許運転を行った疑いが発覚。代理人を通じて本人に聞き取りを行ったところ、事実関係をほぼ認めたため、契約解除に至ったという。

 また、事件に関しては警察が捜査中のため、経緯の詳細については説明を控えるとしている。

 この日夕刻、大砂嵐は無免許運転をしたうえで速度超過した疑いがあるとし、警察が捜査しているとフジテレビ系ニュース番組「プライム」が伝えた。

 大砂嵐はエジプト出身の元力士で最高位は西前頭筆頭。今年1月に無免許で交通事故を起こしたとし、3月には日本相撲協会から勧告を受けて引退した。その後は格闘家に転身していた。