【RIZIN】堀口 亡き2人の師に那須川戦必勝誓う

2018年09月28日 16時30分

堀口は公開練習で飛びヒザ蹴りを披露

 格闘技イベント「RIZIN.13」(30日、さいたまスーパーアリーナ)で“キック界の神童”那須川天心(20)と激突する“日本総合格闘技のエース”堀口恭司(27)が27日、2人の亡き師に必勝を誓った。

 この日、都内で練習を公開し、3分間のシャドーで飛びヒザ蹴りを繰り出すなど順調な調整をアピール。相手の土俵のキックルールで対戦するが「KOを。パンチだったり、キックを当てて倒すイメージができています。どんな選手にも穴はあるし、癖もある」と自信たっぷりに話した。

 勝たなければならない理由もある。18日に死去した総合格闘技の師匠、山本“KID”徳郁さん(享年41)への思いだ。堀口は高校卒業後、KIDさんのジム「KRAZY BEE」に入門してプロのキャリアをスタートさせた。7月には空手の師匠、二瓶弘宇さんを亡くしたばかりで「試合前に2人の師匠を亡くして、心に来るものはあります」と心境を吐露。

 それでも下を向くつもりはない。「試合をやらないで、教えてくれたことを出さないでふけってたら、それこそ(2人に)申し訳ない。両方の師匠が自分の試合を見て“向こう”で喜んでもらえる試合をしないと。このタイミングでこの大一番? なんかあるんじゃないですかね、運命的なものが…」と前を向いた。

 キック最強の男にあえて打撃で勝負を挑むのは、2004年大みそかにK―1ルールで魔裟斗に挑んだKIDさんの背中を追ってのことだ。「憧れだったので、自分も日本を盛り上げる選手になりたい」。エースとして、弟子として、必ずや劇的勝利を天国に届ける。