シュートボクシング(SB)「Girls S―cup~48kg世界トーナメント2018~」(7月6日=東京ドームシティホール)で再起戦を行う“絶対女王”RENA(26)が26日、記者会見に出席して逆襲を予告した。

 RENAは実に6年ぶりに敗北を喫した昨年大みそかRIZINの浅倉カンナ(20)戦以来となる復帰戦で、ブラジルの強豪エレイン“パンテイラ”リアル(29)とMMAルールで対戦する。約3週間後の「RIZIN.11」(7月29日=さいたまスーパーアリーナ)では浅倉との再戦も決定済みで、雪辱を見据えホームリング初のMMA戦に臨む。

 最初は「やらなきゃいけないことはたくさんあるんですが、29日のことは今は考えてないです」と話したRENAだったが、やはり浅倉へのリベンジにかける執念は隠しきれない。

「7・29を考えると手の内は見せたくないなっていうのもありますけど、状況に応じて出したい技もありますし。佐藤ルミナさんのところで寝技を重点的にやっているので、全然違うRENAを見せれるかなと思います」とも語り、浅倉戦への意識の強さをのぞかせた。

 前戦の敗北を糧にさらに強くなった自負がある。「数字じゃ表せないくらい強くなってるし、自信も芽生え始めてますし。本当に楽しみにしててください。マジで強くなってますので。いま9―1で寝技しかしてないですし。徹底して寝技をしてます」と、勝負の連戦で2連勝を誓った。

 また、SB初参戦となるKINGレイナ(21)はキム・ヨンギ(24)と対戦する。「もともとデビュー当初からキックボクシングの試合は出たかった。このタイミングで面白い挑戦かなと思ってますし、新しいKINGレイナを見せれたらと思います。打撃でぶっ倒そうかなと思います」と力強く宣言した。