格闘技イベント「RIZIN.10」(6日、マリンメッセ福岡)で女子レスリングの村田夏南子(24)は、英国美女ムエタイ戦士ランチャーナ・グリーン(28)に快勝するも左目眼窩底骨折の大ケガを負った。

 開始早々に得意のタックルで上になると、強烈なパンチを打ちながら相手をコントロール。最後はアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの必殺技スピニングチョークをほうふつとさせる複雑な動きで首を決め、ギブアップを奪った。しかし試合後は腫れた左目をアイシングしながら「練習したことが試合で出せなかった…。世界を取るために、もっともっと(強さを)追求していかないといけない」と猛省した。

 試合後に病院で診察を受けた結果、左目眼窩底骨折が発覚。快勝にもかかわらず、再びケガからの復帰を目指す厳しい状況に追い込まれてしまった。