18日に東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUT「K.O CLIMAX 2019」の公開前日計量が17日、都内で行われ、出場する全選手が一発パスした。

 唯一の女子マッチに参戦するぱんちゃん璃奈は「明日のためにこの2か月間、気持ちを上げてやってきました。今回の試合のテーマは楽しんで輝いて、そして強さを見せつけるということなので、キラキラしながら攻撃を当てていって、なおかつ怖いところも見せられたらと思っています」と意気込んだ。対戦相手の祥子は「試合に向けてやってきた練習に悔いはないので、本番は楽しく望めればいいと思います」とコメントした。

 大会の目玉となる「KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム王座決定1DAYトーナメント」の1回戦では、小笠原瑛作vsミケール・フェルナンデス、大野貴志vs江幡塁が行われる。

 小笠原が「明日の大会でチャンピオンになるのがゴールではなくて、僕がベルトを巻いてエースとしてKNOCK OUTをもっと大きいところまで引っ張っていくのが、僕のやるべきことなので、明日はチャンピオンになります」と宣言すれば、フェルナンデスは「必ず2Rまでにケリをつけます。なぜなら、私が所属しているのが世界最強の毒蛇、マンバジムだからです。僕の目標であるKNOCK OUTのベルトを持って帰ります」と言い切った。

 また、大野は「自分に与えられた使命は、負けてトーナメントを盛り上げるのではなく、自分がベルトを巻いて盛り上げたいと思います」ときっぱり。江幡も「明日は僕にとってスタートとなる日だと思っています。しっかりベルトを取って今後、さらに大きい舞台に行くための実力を、皆さんに2試合しっかり見てもらいたいと思ってます」と静かに闘志を燃やした。

 過酷なトーナメントを制して初の戴冠を果たすのは4人のうち誰か? 新生KNOCK OUTの新たな顔が誕生する。