“キック界の神童”那須川天心 進学か格闘技専念か

2017年08月16日 16時30分

那須川が悩んでいる

 明日はどっちだ――。“キック界の神童”那須川天心(18)が15日、進路について揺れ動く胸中を明かした。

 那須川はこの日、都内で公開練習を行い、キックボクシングイベント「KNOCK OUT vol.4」(20日、大田区総合体育館)でのウィサンレック・MEIBUKAI(35=タイ)戦に向けて順調な仕上がりをアピール。「KOしないとダメだと思っています。今まで出したことのない技で倒したい」と闘志をみなぎらせた。

 那須川は今年、4年制高校の最終年を迎えている。来年3月の卒業が迫っているとあって「正直今、進路に悩んでいるんです」と珍しく表情を曇らせた。選択肢は2つ。進学か、格闘技に専念するかだ。

「大学は『一芸入試でどこでもいける』と言われています。なかなかそういう状況にはなれないし、せっかくだから進学したいというのもある。大学への憧れもあります。でも入学しても大学にかまっている時間がないかなとも思うし…」

 格闘技界をけん引する立場とはいえ、素顔は10代の若者。将来に悩んでいるのは同世代と同じだ。ちなみに「今日(15日)の時点では、格闘技に専念する方向に傾いています」とのこと。その理由については「小さいころからずっとやってきたことを、大人になっても続けていけるのは幸せなこと。もうそういう状況にあるので、専念してもいいとも思うんです。大学に行けば幅が広がるとは言いますけど、もう広げる必要もないかと」と話しつつ頭を抱えた。

 アグレッシブな打撃で日本中の格闘技ファンを魅了している那須川だが、進路についてはしばらく悩める日々が続きそうだ。