地下格闘技で注目浴びる“最強レフェリー”

2012年10月06日 11時00分

左から我龍レフェリー、山本氏

 プロ格闘技は“冬の時代”を迎えているが、それに反比例するかのようにアンダーグラウンド格闘技は人気急上昇中だ。なかでも今年1月に亡くなった空手家・真樹日佐夫さん(享年71)の追悼興行的な意味合いを持つ「WARU 下克上」のレフェリーで元格闘家の我龍真吾(37)は“最強レフェリー”として注目を集めている。

 今年7月に旗揚げした同大会は、大会代表の山本芳裕氏(57)が「漫画『ワル』をコンセプトにした大会です」と言うように、真樹さんが原作を書いた人気漫画「ワル」の世界観を体現。ワルの日本一決定トーナメントを開催しており、7日に東京・江東区のディファ有明で決勝戦が行われる。優勝賞金総額400万円で、優勝者には映画出演権が与えられるため、出場者の気合も並々ならぬものだという。


 日本各地から集まったワル(出場選手)と同等、いやそれ以上に大きな話題となっているのが元格闘家の我龍。現在はプロ格闘技を引退、レフェリーを務めているが、あまりにも破天荒だ。

「反則は許さない、つまらない試合も許さない」をモットーに、ある時は選手以上に“暴走”することもある。反則を仕掛けた選手をひっぱたいたり、積極性に欠ける選手を怒鳴りつけたり、やじを飛ばした観客を正論で言い負かしたり…まさにやりたい放題だ。

 我龍は「大会は危険な部分を排除しつつ、ケンカに一番近いルールでやっています。レフェリー(我龍)が一番熱いかもしれないですね。(試合中の選手が)動かないとガチガチにいっちゃう」と苦笑いを浮かべた。

 現役時代、キックボクシングで何度もチャンピオンになった我龍は暴れん坊で知られていたが、レフェリーになっても全く変わっていないようだ。