【RISE】那須川天心を追い詰めた風音 涙ながらに「もう絶対、誰にも負けへん」

2022年04月03日 06時15分

那須川(左)を相手に、迫力ある打ち合いを見せた風音(東スポWeb)
那須川(左)を相手に、迫力ある打ち合いを見せた風音(東スポWeb)

 次のエースになれるか。立ち技打撃格闘技イベント「RISE」の年間最大興行「RISE ELDORADO 2022」(2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、〝キック界の神童〟こと那須川天心(23)相手に大善戦の風音(23)が、涙ながらに成長を誓った。

 神童を向こうに回し、1ラウンドから激しい打撃戦を展開した風音。ローやミドルのキックを効かせてパンチを顔面にクリーンヒットさせるなど、神童をギリギリまで追い込んだ。結果は判定に委ねられ、ジャッジ3人中2人が30対29で那須川、1人が29対29のドローとして僅差の敗北。この結果に「すごい悔しいです。試合後のことはよく覚えてないですけど、すごい悔しかった」と唇をかんだ。

 実際にリングで対峙した那須川を「世界最高峰だなっていうのは、実際リングの中で戦って見て感じました」と振り返る。その上で、那須川の父で自身のセコンドに就いた那須川弘幸会長と作り上げた〝神童対策〟について「相手のペースにならないこと。あとは距離です。言い出したらキリないですけど。僕らがつくってきたことは通用するし、何も間違っていなかったと思います」と手応えを口にする。

 神童の顔面を捉えるパンチも数発あったが「(手応えも)ありました。何回もありました。抜けた感触もあったから、かなり良かったんじゃないかと思っているんですけど」と話す。

 そして今後について「もう、負けたくない。負けるのはホンマに悔しい。勝って世界を変えると本気で思ってたから、すごい悔しいと思いますね…」と話すと、言葉を詰まらせて涙を浮かべる一幕も。それでも涙をのみ込むと、この試合を経ての今後について「もう、なんも怖くないなと思いました。これを乗り越えたから。すごい成長したと思います。技術はもちろん、精神的にも」と力を込めた。

 また、那須川天心と武尊が対戦するキックのメガイベント(6月19日、東京ドーム)への参戦も希望。そして「もう誰にも負けへん。負けたくない。(負けるのは)今日が最後」と前を見据えた。階級が上の神童相手に、3Rほぼ互角に渡り合った風音の〝爆発的成長〟は大いに期待できそうだ。

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