【RISE】YA―MANが皇治戦のファイトマネーを全額寄付「子供たちに夢や希望を与えたい」

2022年01月12日 19時05分

ファイトマネー全額を寄付したYA-MAN(右)(RISE提供)
ファイトマネー全額を寄付したYA-MAN(右)(RISE提供)

 昨年大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」で皇治を下したキックボクサーのYA―MAN(25)が、同戦のファイトマネーを全額寄付した。

 大みそか決戦では皇治からバッティング(頭突き)、ローブローを食らいながらも壮絶な殴り合いを展開。判定2―0で勝利を収め、一躍、格闘界にその名をとどろかせたYA―MANは11日にピースプロジェクトの加藤勉代表を訪問した。

 ピースプロジェクトとは2002年4月に「世界中の子供たちの目を輝かせる」を目指した社会貢献プロジェクトで、11年3月の東日本大震災の発生に伴いNPO法人化された。世界中で困難な状況にある、特に子供など弱い立場にある人々の支援活動を続けている。

 加藤代表から寄付の理由を問われたYA―MANは、幼少期に父親が違法薬物で逮捕されるなどした過酷な生い立ちを引き合いに出しながら「家庭環境が悪くても道は開ける。僕の場合、キックボクシングを通して道を切り開きました。夢を追うことは大切。今きつい思いをしている子供たちに夢や希望を与えたい」と語った。

 さらに埼玉県内で下から5番目(本人談)という高校に進みながら、母親ががんで倒れると「死んだりしたら、頼れる身内がいなくなる」と奮起。1日15時間の猛勉強で大学に進学した秘話も明かした。

 ピースプロジェクトでは東京・西新井のもつ鍋屋を借りて「ピース食堂」を開催している。先日、子供たちから「YA―MAN選手は来ないんですか?」とリクエストを受けていた加藤代表が「協力してくれないか」と直談判すると、YA―MANは快諾。ピース食堂にゲスト参加することが決まった。子供たちにも人気で、今後も注目を集めそうだ。

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