那須川天心がボクサー転向を表明 〝最後の忘れ物〟武尊戦は合意間近

2021年04月10日 23時42分

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〝キック界の神童〟那須川天心(22)がキックボクシングからの引退を正式発表したことで、K―1のエース・武尊(29)との頂上対決実現の機運が一層高まってきた。

 10日にTBS系「炎の体育会TV」に出演した那須川は、番組内で「ずっとやってきたキックボクシングを、那須川天心は引退します。2022年の3月に予定されている(立ち技格闘技イベント)RISEの試合をもって引退かなと」と語り、残るキックの試合を「2~4試合」とした。

 また引退後については「ボクシングに転向させていただきます。蹴りを捨てて拳だけの世界に専念します。2022年に(ボクシング)デビューしたいなというのがある」とし、転向の理由を「もうやりきった。ずっとチャンピオンの立場で、自分的につまらないというか。自分的には挑戦したいというのがある。だったらボクシングに挑戦して下の立場から強いチャンピオンたちを倒していく。生きていて面白いかなというのがある」と説明した。

 残りわずかとなったキックの試合で、注目は武尊との対戦だ。3月28日にはK―1の会場に那須川が訪れ、武尊の試合をリングサイドから見守った。合意間近とされる2人の戦いは今夏前に数万人規模会場での開催が濃厚となっているが、ルール問題などがハードルになっている。

 那須川が正式に来年3月のキック引退を発表したことで、残された時間はない。両陣営の歩み寄りに期待がかかりそうだ。

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