江幡塁が元ムエタイ王者を撃破

2014年07月21日 16時00分

伊原会長(右)の祝福を受ける塁。左は兄の睦

 新日本キックボクシング協会(伊原信一代表)20日の東京・後楽園ホール大会で、WKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(23=伊原道場)が、ノンタイトル戦でムエタイの元ライトフライ級王者(ラジャダムナン&オームノーイスタジアム)のナムペット・ソーターンティップに5R判定勝利を収めた。

 キック界の新星“江幡ツインズ”の弟・塁には大きな試練だった。1R早々、右ハイキックで先制のダウンを奪ったが、ラウンドが進むにつれてナムペットの老かいなテクニックに苦しめられる。3Rにはバッティングで右目横をカットし流血。だが塁はピンチにも慌てず、落ち着いて前蹴りとパンチで距離を取り続ける。判定は3―0。塁は着実な成長を見せつけた。

 安堵の表情で「今日はナムペットという強い選手に勝ててうれしいです」と語った塁に対し、師匠の伊原会長は、場外からマイクを握ると「塁、愛してるよ!」とエールを送った。

 また日本ウエルター級王座決定戦は、2位の渡辺健司(30=伊原道場稲城)が驚異の粘りを発揮して、1位の大塚隼人(34=ビクトリー)を2―1の判定に下し、新王者となった。