キック名門「目黒藤本ジム」藤本勲会長が死去

2020年05月07日 16時35分

現役時代の藤本会長

 キックボクシング界の名門・目黒藤本ジムを率いた藤本勲会長が5日、78歳で死去したことが新日本キックボクシング協会から6日明らかにされた。かねて病気療養中だった。

 藤本会長は現役時代に東洋ミドル級、日本ヘビー級初代王座を獲得。1966年創設の日本初のキックボクシングジム「目黒ジム」(東京都目黒区)で「キックの鬼」沢村忠らとともに活躍した。引退後は同ジムで指導者に転じ、99年に会長就任。ジム名称も現在の呼称に変わった。

 育てたチャンピオンはタイが本場のムエタイで世界王者となった石井宏樹のほか、小野寺力、緑川創ら10人を超える。最近は体調を崩し、昨年12月の大会で自身の引退式が行われ、今年1月をもってジムも閉じていた。新日本協会は「キックボクシングを愛し、常に業界の発展にご尽力されてきました」と追悼の言葉を寄せた。葬儀は家族のみで営み、後日にお別れの会を開く予定。