極真会館・松井章奎館長 新ルール大会に意欲「空手の質を高めるために行う」

2018年04月04日 18時54分

会見した松井章奎館長

 極真会館の松井章奎館長(55)が4日、都内で会見し、セミコンタクトルールでの初の大会となる「I.K.O.セミコンタクトルール2018全国交流大会」(6月2~3日、エディオンアリーナ大阪)の開催を発表した。

 直接打撃制の極真が新たな歴史の扉を開ける。セミコンタクトルールは下段蹴りが禁止され、顔面へのストレートの突きが寸止めで認められるほか顔、胴、スネに面などの防具を装着する。数年前から構想を温めていた松井館長は「フルコンタクトの競技のみならず、空手の質を高めるために行う」と話した。

 目的は2つある。新たな分野に挑戦することで極真勢のレベルアップを促すことと、東京五輪を見据え、友好関係にある全日本空手道連盟との連携強化だ。特に新ルールの導入で伝統派の全空連の選手が極真に挑戦しやすい土壌が生まれた。

 松井館長は「将来的にはそうなれば望ましい。他から来てくれるのであれば、彼らに納得いく試合環境を提供できないといけない」と語り、まずは今大会の成功に全力を挙げる姿勢を示した。

 この日は全日本ウェイト制選手権(4月21~22日、東京体育館)と、同時開催の世界女子ウェイト制選手権の会見も行われた。

 男子重量級(90キロ超級)は半数以上が外国人で、国際色が強い大会となった。エース候補の南原健太(19)は「今大会にかける思いは今まで以上に強い。10代ラストファイトということで確実に優勝したい」と宣言。昨年プロレスリング・ノアにスカウトされた経験を持つ128キロの巨漢・星龍之介(19)は「持ち味のパワーと若さ、勢いで絶対優勝します!」と意気込んだ。

 松井館長は「若手の可能性を秘めた選手が複数名いる」と新星の誕生に期待した。