【レスリング】小川直也似・奈良勇太 東京五輪へまず1勝

2017年08月15日 16時30分

小川直也似(?)の奈良が世界選手権で大暴れする

 暴走王似の重量級若手ホープが世界の舞台で大暴れだ。レスリングの世界選手権(21日開幕、フランス・パリ)男子グレコローマン98キロ級に奈良勇太(21=日体大)が出場する。

 父・英則さんは元全日本王者で、世界選手権であの“霊長類最強の男”アレクサンダー・カレリン氏(49=ロシア)と2度の対戦経験を持つ。サラブレッドの奈良は中学まで野球に夢中になったが、ヒジを痛めて断念。レスリングにシフトチェンジし大学3年時に全日本王者となり、今年、世界選手権の初代表に選ばれた。

 その風貌は元柔道世界王者の暴走王・小川直也(49)をほうふつとさせる。「よく言われます。昔、野球のほかに空手もやっていてK―1甲子園と野球の甲子園に出てプロ野球選手になるのが夢でした。K―1やPRIDEの『あおりPV』が好き。世界選手権は演出が派手なので楽しみです」とニッコリ。舞台映えすること間違いなしだ。

 派手な演出が好きでも、足が地に着いている。「“あおりPV”じゃないが、大きなことは言いたいのですが、今の自分の実力は分かっている。まだ優勝する、メダルを狙うとは言えない。でも東京五輪は絶対に出たいんです。今回世界で1勝すれば、来年2勝、3勝と勝ち、五輪の出場に近づいていくと思う。着実に勝ち進みたい」(奈良)

 2020年へパリから大きな一歩を踏み出す。