極真会館 高橋佑汰と上田幹雄が五輪ルールに挑戦

2017年03月09日 16時30分

松井館長(中)は高橋、上田の五輪行きに期待

 4年に一度開催される「全世界ウェイト制空手道選手権」(4月16日、東京体育館)の発表会見(8日)に、主催の極真会館・松井章奎館長(54)と日本代表7人が出席した。注目は軽重量級(90キロ以下)にエントリーする高橋佑汰(24)と上田幹雄(21)だ。2人は大会後、東京五輪で採用される世界空手連盟(WKF)ルールへの本格挑戦を予定している。フルコンタクトの極真と寸止めのWKFでは大きく戦い方が異なり「20歳まで日本語しか話していない者が、急に英語を学ぶようなもの」(松井館長)。

 

 その上で「我々だけで五輪までに選手を育てるのは無理だが、全日本空手道連盟(JKF)の協力がある。寸止めだけしか経験していない選手とは違う、個性的な選手が育つと思う」。JKFの強化合宿に参加できるよう働き掛けるなど、五輪を目指す2人をサポートしている。

 

 練習参加を見据えて高橋は「自分たちの稽古でJKFの選手から見た極真のイメージが決まると思うので“こんなものか”と思われないように。その一方で初心者でもあるので、その気持ちも忘れずにやろうと思う」。

 

 来年は体重無差別で争う全日本空手道選手権、再来年は全世界空手道選手権と極真会館の大きな大会が続き、その翌年が東京五輪。今後はフルコンタクトと寸止めの両立を目指す。

 

「五輪は知名度を上げるチャンス。(フランシスコ)フィリオ師範はK―1でも成功して極真の歴史に名前を残した。自分も歴史の一部になりたい」(上田)。まずは目の前の世界大会で、極真を代表する存在であることを証明する。