覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けたプロ野球の清原和博元選手(48)の元同僚で、メディアに引っ張りだこになっている野村貴仁氏(47)が12日、東京・文京区の東京ドームシティホールで行われた格闘技イベント「REAL5」にゲストとして登場。休憩明けにケージリングに入り、トークショーを行った。

 野村氏は大会を主催する「FIGHTING GLOBE」の山田重孝代表、渡部真一リングアナウンサーと歓声を浴びながらリングイン。代名詞となったヒゲはきれいに剃り、髪も整えられた小ぎれいな姿で「プロの格闘家を尊敬している。今日は冷やかしで来たわけではない。(試合を)すごいな、と思いながら見ています」などと感想を口にした。

 この日に向け野村氏は試合を行うことも検討されたが、対戦相手などの調整がつかずトークショーのみ。代わりにリング上で和田良覚レフェリーを相手にミット打ちを行い、空手仕込みの切れのいい前蹴りを披露した。

 さらにその後、山田代表、渡部リングアナから改めて参戦ラブコールを送られると、思わず苦笑い。しかし「(野村氏への)挑戦者をリアルで募集します」(渡部アナ)、「真剣にマッチメークしたい」(山田代表)と熱い説得の効果があり徐々にやる気に。最後は「よろしくお願いいたします」との山田代表の言葉に「分かりました、はい」とうなずき、リングを後にした。

 次回大会こそ、試合が実現することになるのか…。