東京五輪・空手男子組手75キロ超級(7日、日本武道館)の荒賀龍太郎(30=荒賀道場)が銅メダルを獲得した。

〝スピードドラゴン〟の異名を持つ荒賀は、5人総当たりの1次リーグA組の初戦を3―2で勝利を収めると、2、3試合目も快勝。今大会、日本の男女組手陣で初めて準決勝を決めた。

 準決勝はタレグ・ハメディ(サウジアラビア)に敗れたが、男子形金メダルの喜友名諒(喜友名諒)、女子形銀メダルの清水希容(ミキハウス)に次ぎ、メダルを手にした。

 大会前には「五輪の舞台に立てることに感謝している。空手界にとって初めての五輪でたくさんの期待に応えられるように稽古をしてきた」と決意を述べていた。