大山峻護 格闘人生一番の思い出は

2014年11月28日 16時00分

引退試合に臨む大山

「PRIDE」「HERO’S」などで活躍し、「パンクラス」12・6ディファ有明大会で引退試合を行う“最後の日本男児”大山峻護(40)が27日、公開練習を行った。

 

 対戦相手は空手出身の桜木裕司(37)。この日は、元K―1ファイター・小比類巻貴之(37)とのスパーリングで入念に打撃対策を行った。

 

 大山はラストマッチに向け「怖さも、楽しみもある。いろんな感情が一つになっている」と心境を吐露。引退の理由はダメージの蓄積で「ここ2年ぐらいの試合での倒れ方、記憶の飛び方がファイターとして『壊れてしまった』と感じた」と唇をかんだ。

 

 一番の思い出は、2002年「PRIDE22」で故ハイアン・グレイシーさん(享年33)と戦ったことだ。大山は「(グレイシー)一族を背負った男のすさまじさを感じた」と死闘を振り返った。同戦は1Rに腕ひしぎ十字固めで一本負けし、試合終了後も顔面蹴りを食らうなど屈辱的な敗戦だった。

 

「東スポさんに『大山無残』みたいな感じで大きく載ったんですよ。今思えばすごいことですよね。当時は悔しかったですけど、引退が決まると、つらかったことも苦しかったこともすべて、いとおしくなる。引退すればそれすらなくなるわけですから。あの紙面、取っておけばよかったな」。

 

 格闘技人生のファイナルマッチを白星で飾ることができるか。