【空手】男女ダブル金メダル獲得への展望

2020年05月31日 11時00分

金メダルが期待される清水希容

【どうなる?東京五輪・パラリンピック(52)】快挙達成なるか。東京五輪で初実施される空手の日本代表で形を担当する古川哲也コーチ(47)が“ダブル金メダル”への展望を明かした。

 日本人で最も五輪金メダルに近いとされる男子形の喜友名諒(29=劉衛流龍鳳会)は、2018年7月からは無敗と圧倒的な力を見せつけている。古川コーチは「ここ数年、劉衛流の非常に伝統的な体の使い方や技術的な部分が伸びている」と高く評価する。

 ただ、海外の選手も年々レベルを上げていることから「たいぶ進化してきたが、どちらかといったらパワフルな部分が主なので、それに加えてしなやかさやスムーズさをさらに突き詰めていけば、剛と柔がすばらしい動きになると思う」とさらなる奮起を促した。 

 同じく金メダル候補、女子形の清水希容(26=ミキハウス)はどうか。「ダイナミックさと気迫さ」を持ち味に14年と16年には世界一に輝いたものの、昨年はライバルのサンドラ・サンチェス(38=スペイン)の前に負け越すなど、苦戦を強いられた。

 ところが、東京五輪がまさかの延期。古川コーチは「練習する期間が延びたのは、清水にとってもプラス」と指摘。ライバルの壁を越えるべく「ダイナミックがゆえに少しやりやすいように動いてしまう癖が出ているので、本当に自分の体をコントロールするところを重点的にやっている」と修正に取り組んでいる。

 来夏の大舞台では、アベック金メダルが期待される。五輪の歴史に名を刻むべく、己の技術を貪欲に磨き続ける。